【石井麻木写真展】『3.11からの手紙 / 音の声』に行ってきた。

一年ぶりに東京で開催されている麻木さんの写真展!

絶対に行きたかった。

 

行ってきたよ。

行けてよかった、ほんとうに。

 

石井麻木写真展【3.11からの手紙 / 音の声】

1/27(月)-2/9(日)
11:00-19:00(最終日は18:00まで)
at 東京新宿 こくみん共済 coopホール
(全労済ホール) / スペース・ゼロ
入場無料

 

【展示内容】※スペース・ゼロのHPより。

おおきな反響により、全国各地での総来場者数7万人を超えた写真展、
東京新宿で再び開催決定。

東日本大震災直後から毎月現地に通い写し続けてきた東北の様子、
この8年間の間にその地で鳴らされてきた音の写真たち。

世間では意識や関心が薄れつつあるのも事実ないま、まだ終わっていない現状とこれからもみてゆきたい想いからあらためて写真とことばで放ちます。


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3.11のあの日から、大きく変わってしまった東北の現実を写した写真たち

地下から時計回り、順路にそって見て回る

順路のスタート地点に立って数分、

 

あぁ、まずい・・・

あごを少し上げながら、涙を目の奥に押し返す体勢を取ったけど

郵便屋さんの写真であっけなく決壊、

もう泣いていた

 

あの日から、東北の人たちが立たされていた現実

悲惨な現実の中で、懸命に生きていた人たちの姿

 

色々な想いを抱えながらも、伝えるためにその光景を撮り続けた麻木さん

その時の様子や想いが綴られた写真たちに、一度決壊した涙は止まらなくなった

 

3.11のあの日から東北がどんな風に変わってしまったのか

麻木さんが東北に寄せる想い

それと同じように

あの日から始めたボランティア活動を、今も変わらず続けているバンドマン達

 

私は、知っているようで、知った気になっていただけで
本当は何も知らないのかもしれない・・・

 

麻木さんや大好きなバンドマン達が、その行動で今も伝え続けてくれていること

写真展で感じたこと

忘れたくない

 

自分に何ができるか考えてみようと思う

 

 

麻木さんの写真展は、

忘れてはいけない、大切なものがあることに気づかせてくれます

ひどく傷ついて、泣きながらも前を向こうと必死に生きていた東北の人たち

そこにそっと寄りそってきた、優しくて強い人たち

人と人との繋がり、そこにある音楽

人の想いが人を癒す力になって、たくさんの笑顔をつくってきた8年間

多くの人に見て感じてほしい、届いてほしいものがあります

 

 

強く生きてきた東北の人たちの姿からも

受け取れるメッセージがたくさんある

 

当たり前の日々に感謝すること

 

写真展は、今週の日曜日(2月9日)まで開催しています
入場は無料なので、お近くの方には是非行ってみてほしい

 

一人でも多くの人に届きますように・・・

 麻木さん、伝え続けてくれてありがとう


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石井麻木さんのプロフィール】

 

毎年個展をひらく他、詩と写真の連載、CDジャケットや本の表紙、映画のスチール写真、ミュージシャンのライブ写真やアーティスト写真などを手掛ける。

東日本大震災直後から東北に通い続け、現地の状況を写し続けている。

2014年、写真とことばで構成された写真本『3.11からの手紙 / 音の声』を出版。

あまりの反響の大きさに全国をまわり写真展の開催を続ける。

2017年に同写真集の増補改訂版を出版。収益は全額寄付している。

 

[HP] https://www.311tegami.com

[twitter] @311karanotegami

 

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うさ子