【節分】てんちゃんは豆嫌い

うちのてんちゃんは豆が嫌い

納豆とインゲンは食べられるけど、それ以外の豆はダメ

そんなてんちゃんが、豆まきの大豆を年の数だけ食べる(レベルMAX)・・・なんて絶対に無理

だけど「節分くらいは無病息災を願って苦手な豆を少しは食べてほしいな」と思って、とりあえず別の形で大豆を食べてもらおうと、豆腐を使った「ひき肉と豆腐のすき焼き風煮込み」を作ることにした。笑

あと、節分に食べる料理って恵方巻以外に何があるのかな?って調べたら「鬼除け汁」という料理があることを知った。

早速、某レシピサイトやアプリで検索すると、確かにあった!

あったけど、レシピを見ると豚汁との違いが全くわからない。

大豆入りか、そうじゃないかくらいの違い。笑

初めて知った料理名なのに新鮮さは全くないし、いくらてんちゃんが大好きな豚汁でも、具の中に入った大豆の存在は秒でバレるし食べてくれないと思うけど「大豆を入れて煮込んだ豚汁は、間違いなく鬼除け効果がある!」と言いきかせて、恵方巻と一緒にいただく夕飯のメニューに「鬼除け汁」決定!

大豆の水煮を買ってきて、初めて「鬼除け汁」を作りました。

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🔲てんちゃん帰宅

仕事から帰ってきたてんちゃんに「鬼除け汁」というものがあることを話して、

大豆を入れて作ってみたと言ったら、食い気味に「豆入れたの?食べないから。一粒も入れないでね」と言われました。

「無病息災を願って~だから、頑張って一粒くらいは食べてみたら?」と言ってもダメでした。笑

 

わかってた。笑

豆、よける前提で少なくしておいてよかった。笑

お味は、すごく美味しかったです。:-)

 

 

明日からの一年間、お互いの家族がみんな健康で、災害などもなく平穏に過ごせますように。:-)

 

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【節分の由来】
昔は、各季節の分かれ目である「立春立夏立秋立冬」の前日を節分と呼んでいたそうですが、昔は春が一年の始まりだと考えられていたため、「立春」の前日である2月3日のみを節分と呼び、一年の無病息災を祈る意味で今の節分が始まったといわれているそうです。
立春は暦の上では春が始まる季節のこと、つまり、2月3日の節分は冬の終わりの日で、翌日から新しい季節が始まる区切りの日となります。
このため、春から始まる新しい年に邪気や悪いものは追い払って幸運を呼び込むことを目的として、節分の行事が行われてきたそうです。

【豆まきをする理由】
昔の人は、病気や不幸は「鬼のせい」だと考えていたそうです。
鬼が来ることで健康や安全が脅かされると思っていたため、健康で幸せに過ごすには、鬼を家に入れないようにしなくてはいけないと考えていました。
そのため、病気や災害などの不幸を鬼に見立て、精霊が宿るとされている「豆」を使って、それらを追い払う目的で行われてきたそうです。

【鬼除けの飾り・柊鰯】
桃の節句の桃や端午の節句の菖蒲のように臭いが強いもの、また、松の葉や柊のように尖ったものは、古くから「魔除けや厄除け」として用いられていました。
そして「門守」といって、御守の類を門口に飾り、魔物や災難などを除けるおまじないとする風習もあり、柊鰯はこの「門守」のひとつです。
鬼は門口から入ってくると考えられていたため、鬼除けとして柊の小枝に鰯の頭を刺したものを門口に飾るようです。

古い時代には、鰯の臭いと柊のトゲが鬼の苦手なものと考えられていたそうで、鰯の頭を焼くのは、その臭いと煙で鬼が近寄ることが出来ないようにするため。
それでも鬼が家に入ろうとすると、柊のトゲが目を刺して入ることが出来ないのだそうです。

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 こうやって、あらためて節分の由来や風習を調べてみると、自分が子供の頃にやっていた節分を思い出して懐かしくなった。

 

節分の日の豆まき前、各門口には柊鰯が飾られていたし、

父の帰りを待って、家の各戸口で「鬼は外!福は内!鬼の目ん玉ぶっつぶせぇ~!」って大きな声で豆まきをした。

それから家の中に撒かれた豆を拾い集めて、年の数だけ豆を食べるんだけど、うちはこの時、目で数えて豆を取るのではなく、枡に手を入れて「これくらいかな~」と予想して取っていた。

予想して取った豆の数が、自分の年と同じだったら縁起が良いと教えられていたので、結構真剣に豆つかみしてた。笑

つかんだ豆が多ければ減らして、少なければ足して「年の数だけ」食べていた。

 

子供だったから、本当に鬼が近くにいるかもしれないと思えて、少し怖い行事でもあったけど、家族の幸せを願った素敵な風習だなとあらためて思いました。

 

 

 

うさ子